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〈平成時代(2)〉

1993(平成05)【今上】 癸酉(みずのととり)

  《総理大臣》[第78代]宮澤喜一(→08/09)、[第79代]細川護熙(08/09→)
  《知事》[第50代(公選12代)]高田勇
  《市長》[第28代]本島等

  02/01金立サービスエリア(長崎自動車道上り線)レストラン開設
  02/01長崎県営バスが自由乗降バス(フリーパス)路線を拡大(8路線)
  02/「長崎県ソウル事務所」が開設する
  03/31曙町299-3他に稲佐近隣公園(2万5199.07平方米)が、坂本町207-1他に坂本道上公園(901.8平方米)が
     畝刈町1613-267他に畝刈第3公園(1121.35平方米)が、式見町18-3他に式見公園(3766.70平方米)が開設
  03/31西彼杵郡琴海町長浦郷に長浦児童公園(148.4平方米)が開設
  03/外浦町の長崎グランドホテルの立体駐車場・客室改装[客室105室(洋室97、和室8室)]が竣工
  03/伊勢宮前〜高麗町の石橋の高麗橋が西山ダム下に移築復元
  03/長崎県営バスによる創成館高校スクールバスの運行が廃止
  03/九州商船(株)が熊本港−島原港間にカーフェリー航路を開設
  04/01長崎県道13号線(長崎野母港線)が国道499号に昇格
     実際の国道499号は長崎県長崎市を起点に長崎半島を縦断し、海上区間を経て鹿児島県阿久根市が終点
  04/01長崎県営バスが長崎空港に3台のバス専用自動発券機を設置
  04/01長崎市がごみの5分別収集を開始。燃やせるごみ、燃やせないごみ、資源ごみ、有害ごみ、粗大ごみ
  04/01西彼杵郡伊王島町大字沖之島に伊王島塩町公園(2500平方米)が開設
  04/25眼鏡橋現地保存のため計画された放水路配置の第1期工事が終了
     魚市橋上流から袋橋下流の川両側放水路配置の右岸
     「よみがえった眼鏡橋」記念式典
  04/28旧英国領事館が長崎市野口彌太郎美術館としてオープン
     2007(平成19)04/旧長崎英国領事館が施行から100年が経ち、老朽化が進む
     保存改修工事を行なうこととなり、平和会館(長崎市歴史民俗資料館1階)に仮移転
  05/14西彼杵郡三和町蚊焼に東井田公園(153平方米)が開設
  05/30長崎路上観察学会から「長崎おもしろ探偵手帳 歩き目です」が出版される
  06/長崎新聞」が1959(昭和34)以来の夕刊発行を休刊とし、朝刊を充実
  07/21長崎県営バスが雲仙ターミナルの2階に雲仙観光資料館を開設
     2003(平成15)02/28雲仙資料館が閉館
  07/長崎商工会館のキャラクター「でじまる君」が誕生
     目的は長崎地域の事業所や市民に商工会議所を身近に親しんでもらうこと
     キャラクターデザインは、長崎ゆかりの出島の形と時代をキャッチし情報を発信するアンテナが特徴
     商工会議所が今日の情報発信基地としての役割を果たしたいとの思いによるもの
     キャラクターの名称は公募。応募数は延べ107件より市内西北町の田川梨絵(小学6年生)の「でじまる君」に決定
  08/01長崎〜別府・大分線に高速バス『サンライト号』の運行を開始
     長崎県営バス、長崎バス、日田バス、亀の井バス、大分交通、大分バス、西日本鉄道で共同運行
  08/西肥自動車(西肥リゾート開発(株))が西海橋コラソンホテルを開業(旧西海橋ビューロッジ)
  09/23長崎県営バス創立60周年記念として「感謝の集い」を開催
     ○県営バスのシンボルマーク制定○県営バスのマスコット制定
     11/26県営バスのマスコットのネーミングが応募総数1028件から決定。「POPOLU(ポポル)」となる
     「ポポル」とは
      PO(POP)+PO(PORTER)+LU(LUCKEY)で民衆的な・運搬人・幸福をもたらすという意味
  10/08渡御。「長崎くんち」が雨天のため日程変更10/10還御
     (1)…五島町(本踊)、八幡町(弓矢八幡祝い船・剣舞)、興善町(本踊)、
     銀屋町(鯱太鼓)、万才町(本踊)、麹屋町(川船)、西浜町(龍船・本踊)
  11/06「長崎いのちの電話」が設立総会をもって正式に発足
     のち相談ボランティアの養成をすすめ、賛助、運営ボランティアの仲間を広げるなど態勢を整える
     1994(平成06)11/05午後5時、相談業務が開始される
  12/01米国系大手おもちゃ専門店「日本トイザらス」が葉山1丁目に開店
  12/11長崎県立長崎北高等学校創立30周年を記念して、修学旅行の行先が中国・北京となる
     以降、修学旅行は中国へ
  12/島原鉄道の車両にATS列車自動停止装置を装備。使用を開始
  長崎中央消防署の50周年記念の一環としてシンボルを公募。「消太くん」が誕生
  青函連絡船の第2代「大雪丸」が神奈川県横浜市鶴見区の日本鋼管ドッグに留置される
     1996(平成08)05/01ハヤシマリンカンパニー社が「大雪丸」を購入し長崎港へ回航する
  第3セクター方式の多目的保養館「雲仙スパハウス」が完成
  「ツシマヤマネコを守る会」が結成
     1994(平成06)種の保存法[1992(平成04)]に基づき「国内希少野生動植物種」に指定される

1994(平成06)【今上】 甲戌(きのえいぬ)

  《総理大臣》[第79代]細川護熙(→04/28)、[第80代]羽田孜(04/28→06/30)、[第81代]村山富市(06/30→)
  《知事》[第50代(公選12代)]高田勇(→03/01)、[第51代(公選13代)]高田勇(03/02→)
  《市長》[第28代]本島等

  01/株式会社長崎西海建設が社名を(株)西海建設に変更
  02/01「春節祭」に長崎市が規模を拡大し参画、「長崎ランタンフェスティバル」となる(〜02/14)
     「春節祭」は在留華僑の人々が、中国の旧正月(春節)を祝うため長崎新地中華街を中心に行なわれていた
     新地中華街や市内中心部に約1万2千個のランタンの他、大型オブジェのランタンなどが飾られる
     期間中、「龍踊り」「中国雑技」など多彩なイベントが催される
     また清朝をイメージした豪華な中国服を身にまとう「皇帝パレード」、
      江戸時代、実際に行なわれていた「媽姐行列」が祭り盛り上げる
     期間は「春節(旧01/01)」から「元宵節(旧01/15)」まで
     開催期間中、約15万人の人出
  03/01JR九州長崎本線の長与〜道ノ尾に高田駅が開業
  03/01787系特急形交流電車(つばめ型)が「かもめ」5往復に定期列車として投入
     「にちりんシーガイア」「ドリームにちりん」と一体運用となる
     3列車用として9連5本の787系が南福岡電車区に転属
     1996(平成08)「つばめ」と「ドリームつばめ」が787系に統一、787系は「かもめ」から撤退
  03/06西彼町の長崎バイオパークにてカバのモモが生まれる
     母ノンノンが、ふつうは水中で生むところ放し飼い場の岩の上で生む
     衰弱している体重32瓩のモモを飼育員が取り上げる
     のち国内に例のないカバの人工哺育に成功
  03/29西彼杵郡琴海町戸根原郷に琴海中央公園(4万6202平方米)が開設
  03/31八つ尾町1328-7に八つ尾公園(856平方米)が、相生町70に大浦展望公園(613平方米)が開設
  03/長崎−ソウル直行便が就航
  04/01西彼杵郡三和町宮崎に熊の岳いこいの里公園(15万0645平方米)が開設
  04/25五島玉之浦港の簗口瀬戸をまたぐ玉之浦大橋が供用開始
  04/リンガーハット・チェーン店関西地区第1号店(通算第225号店)が大阪府東大阪市に開店(東大阪西堤店)
     08/中京地区第1号店(通算第230号店)が愛知県岡崎市に開店(愛知岡崎店)
     1995(平成07)04/ショッピングセンター内、出店第1号店(通算第243号店)が長崎県大村市に開店(大村ジャスコ店)
  05/銅座川、十八銀行本店に架かる扇橋が架け替え
  06/03長崎県営バスの小浜営業所が完成
     2007(平成19)03/31雲仙市小浜町大字南木指字合屋1760番地の長崎県営バス小浜営業所が廃止となる
  06/22初の1ドル99円台に突入
  06/日中合弁会社が「海華号」(1万3481瓲)で長崎〜上海航路を再開
     長崎から週1便、1泊2日・運賃1万9千円より
     1996(平成08)03/フェリー長崎の乗客定員382人「上海号」(1万1008瓲)に更新
     全長162米、55の客室の他、レストランシアター、カジノ、バー等を備える旅客船
     毎週木曜日午前11時に長崎を出港、到着は翌日午後3〜4時
     1997(平成09)01/利用者の低迷により長崎着を最後に休止
  夏/佐世保の桟市長が水不足・渇水に対し非常事態宣言を発令
     1995(平成07)04/061日5〜6時間の厳しい制限給水が9か月間続く
  07/20西海パールシーセンターがオープン
  07/新生「ながさきみなとまつり」開催
  08/01壱岐郷ノ浦町の永田川河口に県内最大級のニールセンローゼ橋で全長179米の郷ノ浦大橋が供用開始
  08/100円ショップダイソー浜町1号店が開店
  08/小瀬戸町に長崎バスグループの広告代理店あじさい工芸社が開業
  09/04大阪泉州沖の人工島に関西国際空港が開港
  09/10長崎県営バスが長崎サニータウンへの乗り入れを開始
  09/15長崎ハウステンボス内のホテルヨーロッパとホテルデンハーグがホテルオークラチェーンに加盟
  09/24片淵町1丁目の「長崎バプテスト教会」の教育館と牧師館の新築、礼拝堂の修改築が完成。献堂式を挙行
  10/「長崎くんち」(2)…新橋町(おらんだ万華鏡)、諏訪町(龍踊)、新大工町(詩舞・曳壇尻)、
     金屋町(本踊)、榎津町(川船)、西古川町(本踊・櫓太鼓)、賑町(大漁万祝恵美須船)
  11/05午後5時、「長崎いのちの電話」の相談業務が開始される
  11/12渥美清主演の「男はつらいよ」第47作「拝啓 車寅次郎様」に長崎が登場
     島原ロケにより、普賢岳噴火災害に苦しむ被災者はひさしぶりに目を輝かせる
  11/13(株)県央企画が諫早ゆうゆうランド干拓の里をオープン。干拓資料館、むつごろう水族館を併設
  11/日本航空の長崎上海が運休になり、成田〜上海直行便の運航を始める
     2002(平成14)02/05中国民航総局が直属の航空会社9社を3集団に統合集約
     長崎〜上海航空路が中国東方航空により運航
  12/02西彼杵郡野母崎町野母に野母売場公園(143平方米)が開設
  12/島原鉄道が第1次新車ディーゼル動車を5両導入
     1996(平成08)11/CTC列車集中制御装置を更新
     1997(平成09)09/第2次新車ディーゼル動車を5両導入
  12/長崎商工会館が議員改選、会頭に松田●(白篇に高)一が再選
     1997(平成09)12/第19代会頭に野崎元治が就任
  種の保存法[1992(平成04)]に基づきツシマヤマネコが「国内希少野生動植物種」に指定される
     2000(平成12)04/福岡市動物園において初の雌の仔ネコが誕生
  長崎大山地区に新聖堂を建立
  伊王島の旧大明寺教会が愛知県明治村に移築完成「大明寺聖パウロ教会堂」として公開
     旧大明寺教会は1879(明治12)に大渡伊勢吉が建設
  西九州自動車道と針尾バイパスを結ぶランガー橋の早岐瀬戸大橋(314.7米)が供用開始
  長与町に110米の中尾城公園歩道橋が供用開始

1995(平成07)【今上】 乙亥(きのとい)

  《総理大臣》[第81代]村山富市
  《知事》[第51代(公選13代)]高田勇
  《市長》[第28代]本島等(→05/01)、[第29代]伊藤一長(05/02→)

  01/17午前05時46分、兵庫県南部地域に震度7の激震が走る。阪神大震災
     死者5502(兵庫県内5480)、のち再調査で6430(兵庫県内6398)に追加修正
     重軽傷者4万0082、行方不明3、震災1週間前後の避難者31万6678(避難所1153)
     全焼を含む全壊家屋11万1117(18万7230世帯)、半焼を含む半壊家屋13万7271(25万9255世帯)
  01/27長崎県営バスが阪神・淡路大震災被災地へ「畳敷きバス」8両を提供
  01/28長崎ランタンフェスティバル開幕(〜02/12)。開催期間中、約25万人の人出
  02/07国道206号の八千代町西部ガス前に架かる八千代町歩道橋が撤去される
     路面電車の八千代町電停への連絡歩道橋が横断歩道になる
  02/09国道206号の銭座町井樋ノ口交差点に架かる銭座町歩道橋が撤去される
     路面電車の銭座町電停への連絡歩道橋が横断歩道になる
  03/01ビジネス特急バス「ありあけ号」が2往復(産交1、県営1)に減る
     特急バス「ありあけ号」は長崎〜熊本を一般国道と有明フェリー経由で結ぶ
     11/011往復(県営1)に減る。産交が撤退
     停車停留所は長崎駅前〜諌早駅前〜愛野〜多比良港〜(有明フェリー)〜長州港〜玉名産交〜植木〜熊本交通センター〜熊本駅前
     1997(平成09)05/長崎〜熊本(有明フェリー経由)の特急バス「ありあけ号」が廃止
  03/24竹の久保町〜茂里町を結ぶ梁川橋が都市計画道路の改良事業で本格的に架け替え
     ゆったりとした幅5米の歩道ができる
     1995(平成07)12/22ブロンズ像2基が設置される
     彫刻家・山崎和国の作品。いずれも爆心地方向をむく
     上流側に平和のシンボル・ハトと若い女性の「平和讃歌」。時計がつるされる
     下流側にラッパを吹き鳴らす2人の子供の「希望の歌」。鐘がつるされる
  03/31秋月町193に秋月公園(967.85平方米)が、西彼杵郡琴海町西海郷に西海農村公園(2992平方米)が開設
  04/01佐賀昭和交通(株)が多久昭和交通(株)[1987(昭和62)07/17設立]を吸収合併
  04/01長崎市尾上町の長崎魚市場跡地で長崎県がはじめた立体駐車場が機械化による24時間営業を開始
     2005(平成17)03/31尾上立体駐車場営業廃止
  04/01西彼杵郡高島町に東海岸公園(8800平方米)が、西彼杵郡野母崎町樺島に樺島ふれあい公園(1370平方米)が
     西彼杵郡琴海町形上郷に形上農村公園(3200平方米)が開設
  04/01高島小学校と高島中学校が中学校の地に併設される
  04/21「壱岐原の辻展示館」がオープン
  04/長崎でキーボード技能認定、パソコン検定の試験を開始
  04/リンガーハット・チェーン店のショッピングセンター内、出店第1号店が長崎県大村市の大村ジャ スコ店に開店
     大村ジャ スコ店は通算第243号店
     2000(平成12)07/「低価格宣言」を行ない、「長崎ちゃんぽん380円」を新価格として販売
  05/09西彼杵郡琴海町村松郷に河の元公園(193平方米)が開設
  06/01JR九州がハウステンボスジェイアール全日空ホテルを開業
  06/10中島川公園にて黙子如定像の除幕式が行なわれる
  06/12第7回国連軍縮長崎会議が開催される(〜06/16)
     海外35か国、国内の軍縮専門家、約90人が参加
     この会議で初めて「核兵器廃絶」が議題にだされ核廃絶へのアプローチになるものと期待
     核保有国は核による抑制力の有効性を主張し譲らず
     長崎会議派核廃絶は、なお困難で具体策をもてないまま終了
  06/30天神町250-1他に天神町公園(642平方米)が開設
  06/長崎市磯道町にハイパーマート南長崎店がオープン
     のち経営がダイエーに移りダイエー南長崎店となる
     2005(平成17)11/30ダイエー南長崎店が閉店し、10年5か月の営業に幕を下ろす
     ダイエーは経営再建の一環として不採算店舗の閉鎖を進めており、南長崎店の閉店で県内のダイエーは5店舗となる
     国道に面した郊外型店舗として食料品や衣料品、日用品などを販売
  06/ルークプラザホテルが開業
  08/10浜市アーケード内にマクドナルドが開店
  08/13国語学者の金田一春彦が川棚高校の同窓会に招かれ「日本語の心」について講演
  08/17西彼杵郡琴海町戸根郷にマイタウン公園(279平方米)が開設
  08/18西彼杵郡琴海町西海郷に琴海ニュータウンシーニック公園(182平方米)が開設
  09/01銅座駐車場において機械化による24時間営業開始
  09/01長崎県営バスが諫早〜長崎間に「通勤会員バス」の運行を開始
  09/09第1回「永井隆平和記念・長崎賞」に秋月辰一郎が選ばれる
     被爆50周年の節目の記念事業の一環
     長崎県、長崎市の協力で長崎・ヒバクシャ医療国際協力会、永井隆平和記念・長崎賞顕彰委員会(今村臣正会長)が制定
     国内はもとより、広く海外から推薦のあった候補者の中からただひとりを選出
     被爆医療と平和希求の一貫した精神を貫いた秋月が長崎市民が抱く永井博士のイメージに重なる最もふさわしい人物に
     09/18ホテルニュー長崎3階の鳳凰閣の間にて授賞式が行なわれる
  09/10松崎町産業廃棄物最終処分場周辺の水質調査で国の基準を上回る数値が検出されたことを長崎市が知る
     国の環境基準0.005ppmを上回る0.006ppmが検出
     10/末市議会総務委員協議会で虚偽のデータ記載資料を配布
     のち市民団体が独自に、飲料水に使われる神浦ダム上流などで調査
     処分場内の川の水質が、汚染されていない河川の33倍も悪化していることが判明
     1996(平成08)市が改ざんを認め謝罪
  10/01西彼杵郡琴海町戸根郷に鴨池団地公園(196平方米)が開設
  10/02(社)長崎国際観光コンベンション協会が発足
     (社)長崎市観光協会と長崎コンベンションビューローが一本化
     (社)長崎市観光協会は1967(昭和42)12/20発足。任意団体としては1954(昭和29)06/08発足
     長崎コンベンションビューローは任意団体として1988(昭和63)10/24発足
  10/「長崎くんち」(3)…上町(本踊)、油屋町(川船)、
     元船町(唐船祭)、鍛冶屋町(宝船・七福神)、筑後町(龍踊)
  11/15長崎県営バスが新大波止ターミナルビルへの乗り入れ
  12/01長崎県営バスが大村市さつき台団地への乗り入れ
  12/22竹の久保町〜茂里町を結ぶ梁川橋にブロンズ像2基が設置される
     彫刻家・山崎和国の作品。いずれも爆心地方向をむく
     上流側に平和のシンボル・ハトと若い女性の「平和讃歌」。時計がつるされる
     下流側にラッパを吹き鳴らす2人の子供の「希望の歌」。鐘がつるされる
  長崎港ターミナル「ビッグビッド」が完成。設計は高松伸
     楕円形のシリンダーと丸い筒を組み合わせたような形をする
     筒は巨大なビット(係留杭)をイメージし、1階のギザギザのガラス面は波をイメージ
  株式会社松早スペース・エムが設立
     長崎県内において書籍を中心にレンタルビデオやCD、販売CD・DVD・TVゲームなどの販売を開始
  長崎サンセットマリーナがオープン
     ボートヤード、ディンギー用浮き桟橋、クレーン、給油桟橋などのほか、
     レストラン、バンケットホールなどの施設がある
  藤田観光が佐世保ワシントンホテルを開業
  長崎市新地町の「中華料理京華園」が時代のニーズに合わせ全面改装
  池島鉱で大量出水。20日間にわたり操業が停止
     1997(平成09)03/30三井三池鉱が閉山。池島鉱が九州で最後のヤマとなる
  平和公園の再整備工事に伴い、「原爆死没者名簿」を収める奉安所が原爆被爆者の店に仮移設
     それまでは平和祈念像前の池に「原爆殉難者名奉安所」が設置されていた
     1996(平成08)08/平和公園の再整備工事が完成
     1997(平成09)08/01奉安所が原子爆弾落下中心地碑前に移設
     マイクロフィルム化された原爆死没者名簿が納められる

1996(平成08)【今上】 丙子(ひのえね)

  《総理大臣》[第81代]村山富市(→01/11)、[第82代]橋本龍太郎(01/11→11/07)
        [第83代]第2次橋本内閣(11/07→)
  《知事》[第51代(公選13代)]高田勇
  《市長》[第29代]伊藤一長

  01/大手スーパーのダイエーが全店規模で元日営業をはじめる
  長崎国際文化会館が施設の老朽化と展示機能の充実を図ろうと、原爆被爆50周年記念事業として建替えのため解体
     1996(平成08)04/名称を長崎原爆資料館と改め開館
     資料館には被災物品419、絵画・模型・標本30、写真資料378、映像資料80、以上907点が展示
  02/16長崎ランタンフェスティバル開幕(〜02/25)。開催期間中、約33万人の人出
  03/14海上自衛隊の「こんごう型」護衛艦の3番艦「みょうこう(DDG175)」が三菱重工業長崎造船所で竣工
     起工1993(平成05)04/08、進水1994(平成06)10/05
     基準排水量/7250瓲、主要寸法/(長さ)161米・(幅)21.0米・(深さ)12.0米・(喫水)6.2米
     主機械/ガスタービン4基2軸、馬力/10万PS、速力/30kt、航続距離4500海里−20kt(予測値)
     [レーダー]対空レーダー(SPY-1D)×4 、対水上対空レーダー(OPS-28D)×1
     [射撃指揮装置]ミサイル管制(Mk99/SPG-62×3)、127粍砲管制(81式射撃指揮装置2型21)
     [ソナー]艦首バウソナー(OQS-102)、曳航ソナー(OQR-2)、
     [電子戦装置]ESM/ECM NOLQ-2、チャフ発射機(US Mk 137)×4
     [武装]Mk41VLS(前部29セル、後部61セル、合計90セル)、スタンダードミサイル(SM-2MR)、
     アスロック対潜ロケット 、SSM4連装発射装置(ハープーン)×2、68式324粍3連装短魚雷発射管×2、
     OTOメララ127粍54口径単装速射砲×1、20粍バルカンファランクスCIWS×2
     のち第3護衛隊群第63護衛隊に所属、舞鶴に配備。日本海側に配備された最初のイージス艦
  03/21佐世保市の国道35号の上京町と下京町の地下を通り抜ける京町地下道の近くに横断歩道が敷設される
     以降、地下道の利用者が激減
     2007(平成19)12/22利用者減で閉鎖。高齢化社会を迎え、バリアフリーの面で地下道の欠点が指摘される
     歩道は1.7米から4.9米に拡幅
  03/29愛宕3丁目826-25他に愛宕中央公園(1196.22平方米)が、田中町246-11に東望台公園(522平方米)が
     多以良町2110-44に多以良西公園(1161平方米)が、木鉢1丁目109-102に木鉢緑地公園(884.71平方米)が
     上浦町505-3他に上浦公園(1032平方米)が、大園町2220-42に大園三角公園(694平方米)が開設
  03/中川町の放射能影響研究所長崎研究所(RERF・放影研)の放射線生物部が閉鎖
     放射線生物部は臨床研究、疫学、放射線生物の研究3部門のうちのひとつ
     放影研は1948(昭和23)に設立された元原爆障害調査委員会(ABCC)
  03/長崎〜上海の航路が乗客定員382人の「上海号」(1万1008瓲)に更新
     全長162米、55の客室の他、レストランシアター、カジノ、バー等を備える旅客船
     毎週木曜日午前11時に長崎を出港、到着は翌日午後03〜04時
     1997(平成09)01/利用者の低迷により長崎着を最後に休止
  04/01被爆50周年記念事業として長崎原爆資料館が開館。旧館の2.2倍の展示面積
     展示機能の充実を図り地下構造物に建て替えられる
     資料館には被災物品419、絵画・模型・標本30、写真資料378、映像資料80、以上907点が展示
  04/01西彼杵郡野母崎町脇岬にフェリーパーク公園(1万5721平方米)が開設
  04/03アルゼンチン共和国・サンイシドロ市より寄贈された「戦争に対する平和の勝利」が平和公園内に設置
     赤い玉以外の部分は戦争の混乱、紛争および死をあらわし、上部の赤い玉はそれに対する生命の勝利をあらわす
  04/11三菱銀行と東京銀行が合併し東京三菱銀行に
  04/26全388室の「ホテル日航ハウステンボス」が開業
  04/宗教法人聖フランシスコ病院会が救急病院の告示認定される
     2000(平成12)04/居宅介護支援事業所のフランシスコ ケアプランセンターが開設
  05/01青函連絡船の第2代「大雪丸」をハヤシマリンカンパニー社が購入し長崎港へ回航する
     09/29船上ホテルシップ「ヴィクトリア」として第2の人生を出航する
  05/11児童文学作家・堀直子作「少女たちの帆を張って」の出版記念パーティが帆船「飛帆(フェイファン)」の船上で開催
     「少女たちの帆を張って」は江戸時代の長崎が舞台。2人の少女、さぎりとフェイメイの冒険物語
     「飛帆」は(社)長崎歴史帆船協会が中国に発注した復元帆船。長崎港内をクルージングしながら
     1997(平成09)11/01「そして永遠に瞳は笑う」の出版記念パーティが夜のグラバー園で開催
     「そして永遠に瞳は笑う」は幕末の長崎で、上野彦馬に出会った13才の少女ナツの成長物語
       グラバー園内では初の夜間ライトアップ、初の酒類を含んだ飲食パーティ。テストケースとなる
       のちグラバー園内での夜間ライトアップや飲酒は「グラバー園1000人夜会」などに活かされる
     2002(平成14)02/09「長崎少女シェフ物語」の出版記念パーティがペンション出島の木で開催
     「長崎少女シェフ物語」は明治のはじめ、長崎の街で一流のシェフをめざす少女リンが頑張りぬく姿を描く物語
     パーティは伊藤一長長崎市長の呼びかけにより有志が集まる   05/14西彼杵郡香焼町に香焼町シンボルパーク公園(338平方米)が開設
  06/01長崎県営バスが諫早地区にてポニーバスの運行を開始
  06/05坂本町の山王神社の被爆クスの木が環境庁の「日本の音100選」に選ばれる
     騒音対策偏重でなく、耳を澄ませば聞こえるいい音を大事にすることで音環境を保全する試みとして全国に募集
     738件の応募があり長崎県では被爆クスの木が選ばれる
     境内にクスの木は2本あり高さ10米、幹まわりは8米と6米、互いに交錯し東西40米、南北25米に枝葉を広げる
     木と風が織りなす音、被爆後もたくましく生き続けた姿が選定理由に
  07/12「日本の渚・百選」に長崎県から4か所が選ばれる
  07/19「世界炎(実際は「火が3つ」で「ほのお」)の博覧会」が佐賀県を中心に開催
     10/1387日間にわたって「燃えて未来」をテーマに開催
     水産関係団体の実行委が全国から推薦された候補地234か所より選ぶ
     一般に優れた景観であることが選考基準となるが、環境保全や生活との密着度、民話などの有無も参考にされる
     ○西彼・野母崎町の高浜海水浴場(ウミガメの産卵)
     ○五島・三井楽町の高浜(ハマユウ)
     ○壱岐・石田町の筒城浜(観光向け地引き網)
     ○対馬・上対馬町の三宇田浜(漁火)
     全国では北海道の5か所に次ぐ2番目の数
  07/19アトランタ五輪が開幕。〜08/04
  07/21西彼杵郡外海町大字神浦向郷にそとめ神浦川河川公園(8万3720平方米)が開設
  07/31大阪以西でただ1件も例のなかった長崎県に、松浦市でO-157の感染患者が発生
  07/長崎自動車が五島福江市に五島カンパーナホテルを開業
  07/瀬川汽船(株)がFRPウイングせがわ(19瓲、101人、25.80節)を就航
     2004(平成16)09/ウイングせがわを売却
  08/31長崎自動車の長崎遊園地「福田子供遊園地」が閉園。開園は1957(昭和32)04/20
  08/平和公園の再整備工事が完成
     1997(平成09)08/01原爆死没者名簿」を収める奉安所が原爆被爆者の店より原子爆弾落下中心地碑前に移設
     マイクロフィルム化された原爆死没者名簿が納められる
  09/01柿泊町2210他に長崎市総合運動公園(43万8千平方米)が開設
  09/14「ホテルJALシティ長崎」が開業
  09/29青函連絡船の第2代「大雪丸」が長崎港内(長崎市小曽根町)で船上ホテルシップ「ヴィクトリア」として営業開始
     2004(平成16)ハヤシマリンカンパニーの経営が破たん
     米投資ファンドのローンスター・グループ傘下、東京の大手ホテルチェーンのソラーレホテルズアンドリゾーツが営業を引き継ぐ
  09/対馬の万関橋が3代目に架け替え。2代目万関橋から西側へ10〜40米移動
     総事業費15億円、橋長210米、幅10米(2車線)、設計荷重25瓲の鋼中路ローゼ桁橋
  秋/上五島中道島の江袋教会の老朽化が進み修復工事が行なわれる。窓とステンドグラスが取り替えられる
     江袋教会は五島に残る現役木造教会の最古のもの
     それまでの内部は築当時のもの。天井はコウモリ天井、窓は洋式のアーチ型。外に鎧戸、内にフランス製の色ガラスをはめた扉など
     内陣中央の上部に設置されている3つの窓と色ガラスは比較的保存状態が良く、当時を偲ばせるものとして保存
     2007(平成19)02/12火災により大部分を焼失
  10/01旧香港上海銀行長崎支店記念館(香港上海銀行長崎支店大浦警察署長崎市歴史民俗資料館本館)が開館
  10/01旧居留地私学歴史資料館が開館
  10/07渡御。「長崎くんち」が雨天のため日程変更10/09還御。庭先廻りは10/10まで
     (4)…東浜町(竜宮船・本踊)、築町(御座船・本踊)、
     銅座町(南蛮船)、八坂町(川船)、[特別参加]籠町(龍踊)
  10/銅座町にマイティー・スパロウグループ「趣肴旬菜 吉里吉里屋」がオープン
     1997(平成09)03/築町「CAVEAU」が「ビストロ CAVEAU」としてリニューアルオープン
  11/01長崎県営バスが長崎市三原台循環バス運行を開始
  11/島原鉄道がCTC列車集中制御装置を更新
     1997(平成09)09/第2次新車ディーゼル動車を5両導入
  12/17ペルーの日本大使館公邸がテロリストにより襲撃占拠される
     1997(平成09)04/22ペルー警察の突入により事件が解決する
  全高135米のスカイタワーが客足が伸びず赤字を累積するようになり営業を中止
     「長崎“旅”博覧会」の会期終了後も観光施設として存続していた
     1999(平成11)03/解体撤去される
  観光通りアーケードが道路舗装工事によりテラゾー舗装に、アーケードも一新。ベルナード観光通りに生まれ変わる
     年々老朽化が進み、長崎浜市観光通商店街振興組合によって全面改修工事が決定
     改修は「西洋風のレトロ調」をテーマに、外装・内装とも明るく清潔感あふれるイメージに一新
     レトロ調の落ち着いたデザインが街のシンボルとなり異国情緒漂う長崎の街のイメージ
     イベントの演出にも役立つように付設されたバトンが電動によって遠隔操作で上下することが可能に
     照明はベース照明にダウンライト98基、装飾照明に特注のペンダント117基を設置
     レトロ調の落ち着いたデザインを反映させ、賑わい感を演出するため色温度を3000Kで統一
     設計照度はアーケード両側の店舗の照明に影響を及ぼさないよう、平均照度を400 lx程度に
     古ぼけた六芒星マンホールの蓋が取り外されずに残る
  長崎県営バスの4扉中乗り前降り方式の車両が採用となる
  「つばめ」と「ドリームつばめ」が787系特急形交流電車(つばめ型)に統一するため787系の「かもめ」が置換え
  浦上天主堂の聖堂2階に英国製パイプオルガンを設置
  南氷洋から長崎水族館に来た同期の仲間が死亡、ぎん吉1羽に
     2002(平成14)02/11午後20時23分、長寿世界一記録を更新中に老衰のため死亡
     飼育期間39年9か月15日は世界最長
     ペンギンの平均寿命は20年、人間に例えると100歳ははるかに超えていた
     大好物の鯵を丸ごと食べることができず、飼育スタッフが3枚におろしていた
  松崎町産業廃棄物最終処分場周辺の水質調査で虚偽のデータ記載資料を市が配布していたことに対し改ざんを認め謝罪
     国の環境基準0.005ppmを上回る0.006ppmが検出
     また市民団体が独自に、飲料水に使われる神浦ダム上流などで調査したところ
     処分場内の川の水質が、汚染されていない河川の33倍も悪化していることが判明

1997(平成09)【今上】 丁丑(ひのとうし)

  《総理大臣》[第83代]第2次橋本龍太郎内閣
  《知事》[第51代(公選13代)]高田勇
  《市長》[第29代]伊藤一長

  01/02ロシアのタンカー「ナホトカ」から重油が流出
     佐世保海上自衛隊第2護衛隊所属の護衛艦3隻が広範囲な海上での除去作業を応援依頼。派遣される
     3隻は日本海の若狭湾から新潟沖まで、約1か月にわたり回収作業に従事
     直径60糎のザルを棒で沈めて引き揚げて回収
     ドラム缶を縦半分に切り穴を開けて使う…など原始的な手作業で、1日で1隻あたりドラム缶50本分を回収
     総計10万2400立(リットル)(ドラム缶512本分)の回収に
     また海岸では1日千人以上の人海戦術による柄杓でのすくい取りを中心とする除去作業が行なわれる
  01/乗客定員382人の「上海号」(1万1008瓲)による長崎〜上海の航路が利用者の低迷により長崎着を最後に休止
  02/01昭和自動車(株)が佐賀昭和交通(株)[1987(昭和62)04/10設立]を吸収合併
  02/07長崎ランタンフェスティバル開幕(〜02/16)。開催期間中、約41万人の人出
  03/10海上自衛隊佐世保史料館が佐世保水交社跡地に開館
  03/15長崎県営バスが東長崎鶴の尾団地への乗り入れ
  03/30三井三池鉱が閉山。池島鉱が九州で最後のヤマとなる
     2000(平成12)池島鉱で坑内火災。3か月後に操業を再開
  03/31上小島5丁目415-2他に上小島清水公園(1934平方米)が、西山本町36-7に上西山公園(2千平方米)が
     片淵5丁目1174他に西山ダム下流公園(9780平方米)が、戸石町860-1に尾崎公園(461.08平方米)が
     戸町3丁目178-6に戸町3丁目公園(823.11平方米)が、戸町2丁目22-22に戸町2丁目公園(4578.13平方米)が
     三京町815-138に三京公園(729.25平方米)が、太田尾町2741に太田尾港緑地公園(7930.98平方米)が開設
  03/31磨屋小学校新興善小学校勝山小学校が統廃合
     1997(平成09)04/01市立諏訪小学校と市立桜町小学校の2校が新設開校
     市立諏訪小学校は旧磨屋小学校、市立桜町小学校は旧勝山小学校
     新興善小学校は1997(平成09)04/01〜2000(平成12)03/31が諏訪小学校の仮校舎として使用
     2000(平成12)04/01〜2003(平成15)12/31が桜町小学校の仮校舎として使用
     2003(平成15)12/31新興善小学校が廃校に
  03/築町のマイティー・スパロウグループ「CAVEAU」が「ビストロ CAVEAU」としてリニューアルオープン
     「Rock&Blues House CAVEAU」は1974(昭和49)09/にオープン
     2000(平成12)04/夢彩都4階に「海の見えるレストラン Restaurant SAKURA HOUSE」がオープン
  04/01長崎市が中核市に指定される
     日本の大都市制度のひとつ。ほかには政令指定都市・特例市の別がある
     いずれも都市の規模に応じて、市に都道府県の事務権限の一部を移譲する制度
     中核市は日本の地方公共団体のうち、地方自治法第252条の22第1項に定める政令による指定を受けた市
     指定要件は法定人口が30万人以上であること
     所属する都道府県の議会と、その市自身の市議会の議決を経て総務大臣へ指定を申請
     九州では1996(平成08)04/01の熊本市、鹿児島市に次いで、大分市と同時指定
     2005(平成17)01/04長崎市の第11次市域拡張により
     338.72平方粁、戸数18万2519世帯、人口44万7103となる[2005(平成17)01/04現在]
     香焼町4.51平方粁1674世帯4200人(男1915・女2285)、高島町1.34平方粁432世帯778人(男349・女429)
     伊王島町2.26平方粁460世帯879人(男398・女481)、野母崎町20.93平方粁2715世帯7420人(男3422・女3998)
     三和町21.74平方粁4213世帯1万1925人(男5530・女6395)、外海町46.62平方粁2459世帯5401人(男2544 2857)
  04/01長崎市立諏訪小学校(旧磨屋小学校)が新設開校
     諏訪小学校の新校舎建設のため旧新興善小学校が仮校舎として使われる
     [2000(平成12)03/31]
     2000(平成12)04/諏訪町に新校舎完成。初の始業式を迎える
  04/01長崎市立桜町小学校(旧勝山小学校)が旧勝山小学校の校舎で新設開校
     2000(平成12)04/桜町小学校の新校舎建設のため旧新興善小学校が仮校舎として使用
     [2003(平成15)12/31]
     2004(平成16)01/08勝山町に新校舎完成。初の始業式を迎える
     校舎1階には、建設中に出土した17世紀初頭の「サント・ドミンゴ教会遺構」を一部保存した資料館を併設
  04/01出島資料館を旧石倉へ移転
  04/01島原外港〜深江の高架化が完成し雲仙普賢岳噴火災害から島原鉄道が復旧。運行を再開
     「鉄道全線開通」と同時に観光トロッコ列車「ハッピートレイン」の運行開始
     シーズン中、島原〜深江間の約9.1粁を毎日3往復。列車には3人の語り部が交代で乗り込み、噴火災害や島原観光を説明
     2007(平成19)11/30観光トロッコ列車の定期運行を終了
     南線の島原外港〜加津佐が2008(平成20)3/月末で廃止のため
     11年間で31万0693人が乗車
     2007(平成19)12/09島原〜加津佐にトロッコ列車の臨時便を運行
  04/01西彼杵郡野母崎町脇岬に下揚公園(2357平方米)が開設
  04/05長崎市役所と桜町小学校を結ぶ桜町歩道橋(89.5米)が創設。両側にエレベーターを設置
     階段段数は市役所側が36段、桜町小学校側が38段
  04/10韓国のタンカー「第3オーソン号」が韓国の巨済島沖で座礁、沈没
     重油が流出、重油帯は対馬の沖、北東から南西にかけ54粁にわたり広がる
     04/11重油の除去作業が開始
     タール状の重油が磯辺に打ち上げられ対馬西海岸の岩や海藻に付着し全域が汚染される
     立入禁止の神の島、椎根島まで入り回収
     04/122千人が参加し累計で8万9400立(リットル)が回収となる
     ヒジキ、ウニなど沿岸漁場は巨額な損害を受ける
  04/14出島資料館が開館、出島のシンボル「旗竿」が完成
  04/14諌早湾干拓事業の一環で、奥部全長7粁のうち潮受け堤防の中央部1.2粁が閉じられる
     潮止めの鋼板293枚が次々に投げ込まれる様子から「海のギロチン」と表現される
     諌早湾が完全に締め切られ諫早湾を閉め切る全長7050米の潮受け堤防が完成
     諌早湾の3550ヘクタールを閉め切り、うち1840ヘクタールを干拓地に、残りの1710ヘクタールを調整池に
     のち締め切られたことにより赤潮の発生、底魚の激減、海藻類の消滅、2枚貝タイラギの全滅
     潮流変化、定置網での漁獲激減、有明海全域で満潮時の水位上昇によりノリ養殖に被害…などが挙げられる
  04/18ホテルモントレ長崎が開業
  04/22テロリストにより襲撃占拠されていたペルーの日本大使館公邸がペルー警察の突入により事件が解決する
  04/26長崎市科学館が開館
  04/30(有)出島屋プロダクションから長崎の夜のタウン情報誌「ナイト長崎」が創刊
     2005(平成17)07/31「ナイト長崎」が創刊100号の8月号で休刊に
  04/雲仙普賢岳噴火災害から島原鉄道が災害復旧
     「鉄道全線開通」と同時に「観光トロッコ列車」運行開始
  05/長崎県営バスが運行する長崎〜熊本(一般国道・有明フェリー経由)のビジネス特急バス「ありあけ号」が廃止
  06/大韓航空の長崎ソウル線が利用者の伸び悩み運休
     1999(平成11)12/18復活。所要時間は1時間15分。運賃は片道2万5200円、往復4万5100円
  07/01香港が中国に復帰
  07/07長崎市と周辺部の市外局番4桁(0958)が3桁(095)に
  07/26県営野球場「ビッグNスタジアム」がオープン
  08/01原爆死没者名簿」を収める奉安所が原爆被爆者の店より原子爆弾落下中心地碑前に移設
     マイクロフィルム化された原爆死没者名簿が納められる
     2003(平成15)07/06原爆死没者名簿が国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館の追悼空間の棚に納められる
  08/01長崎市歴史民俗資料館本館が出島町の旧出島神学校から上銭座町の旧長崎県社会保険診療報酬支払基金事務所に移転
     松が枝町の旧長崎税関下り松派出所の分館と統合して開設
     2006(平成18)04/01平野町の長崎市平和会館内の市立博物館跡に移転
     上銭座町の旧館に比べ約1.5倍の広さとなり、交通の便も大きく向上。展示の充実や入場者の増加につながると期待
     展示品は農耕機具など約5千点
     04/08開館式が約300人の関係者が出席し開かれる
  08/28長崎市教育委員会がダイオキシン対策として、2学期よりごみ焼却全面禁止の方針を決め関係学校に通知
     小型焼却炉のばい煙によるダイオキシンの垂れ流しが指摘され文部省が通知したことによる
     「可燃ゴミは可能な限り回収にゆだね、校内の焼却処理の抑制・廃止に努める」
     09/05県下のほとんどの学校が焼却炉の使用を廃止
  08/島原鉄道が島原−大牟田(三池港)に旅客船定期航路の運航を開始
  09/01長崎県営バスが県内で初めて「スロープバス」運行開始(長崎原爆病院前経由の新規路線へ2台)
  09/島原鉄道が第2次新車ディーゼル動車を5両導入
  秋/上県郡上対馬町の舟志湾に立つ高さ455米のオメガ電波塔の運用を停止
      人工衛星を使ったGPS(全地球航空測位シス テム)が普及したため
     1999(平成11)地上から63米のみをシンボルとして残し、オメガ自然公園として整備される
  10/26長崎平和推進協会が国連軍縮週間にちなみ主催した「市民のつどい」で吉永小百合の初の朗読が実現
     平和会館にて広島の詩5編と長崎の原爆詩2編を朗読
  10/「長崎くんち」(5)…紺屋町(本踊)、出島町(阿蘭陀船・本踊)、東古川町(川船)、
     小川町(獅子踊)、本古川町(御座船)、大黒町(唐人船・本踊)、樺島町(太鼓山)
  10/長崎大学で国立大学最初の文理融合学部として環境科学部が発足
  11/01児童文学作家・堀直子作「そして永遠に瞳は笑う」の出版記念パーティが夜のグラバー園で開催
     「そして永遠に瞳は笑う」は幕末の長崎で、上野彦馬に出会った13才の少女ナツの成長物語
       グラバー園内では初の夜間ライトアップ、初の酒類を含んだ飲食パーティ。テストケースとなる
       のちグラバー園内での夜間ライトアップや飲酒は「グラバー園1000人夜会」などに活かされる
     2002(平成14)02/09「長崎少女シェフ物語」の出版記念パーティがペンション出島の木で開催
     「長崎少女シェフ物語」は明治のはじめ、長崎の街で一流のシェフをめざす少女リンが頑張りぬく姿を描く物語
     パーティは伊藤一長長崎市長の呼びかけにより有志が集まる
  11/14タクシー会社6社が加盟したシティキャブ長崎ができる
     有限会社愛宕タクシー(長崎市白木町)、観光タクシー株式会社 (長崎市滑石町)、
     寿タクシー有限会社(西彼杵町郡多良見町)、昭和タクシー有限会社(長崎市本河内町) 、
     有限会社丸井タクシー(長崎市小浦町)、丸寿タクシー株式会社(長崎市彦見町)
  11/25野母商船の完全子会社として大波止近くに「ホテルサンルート長崎」が創業
     サンルートホテルチェーンは、全国に80店舗を有する
     2008(平成20)03/31アパグループがホテルサンルート長崎を買収、アパホテル長崎駅南として営業を開始
     アパグループは野母商船の完全子会社「ホテルサンルート長崎」の発行済全株式を取得
     アパホテルにとって長崎進出第1号
  11/ホテルサンルート佐世保が開業
  11/北海道拓殖銀行が経営破綻。山一証券が自主廃業
  11/長崎〜中国定期貨物航路再開
  12/長崎商工会館の第19代会頭に野崎元治が就任
     2001(平成13)11/野崎元治が会頭再任
  雲仙満明寺の本堂が改築される
  長崎県営バスが車椅子による乗り降りが可能な「ワンステップバス」を試験導入
     2001(平成13)採用となる
  海上保安庁が保有していた佐世保、針尾の鉄塔が新送信所局舎、新鉄塔など代替施設の整備により役目を終える

1998(平成10)【今上】 戊寅(つちのえとら)

  《総理大臣》[第83代]第2次橋本龍太郎内閣(→07/30)、[第84代]小渕恵三(07/30→)
  《知事》[第51代(公選13代)]高田勇(→03/01)、[第52代(公選14代)]金子原二郎(03/02→)
  《市長》[第29代]伊藤一長

  01/05朝、長崎市京泊の長崎魚市場で初市式が行なわれる
     市長、水産関係者が出席し業務の安全と発展を祈念
  01/28長崎ランタンフェスティバル開幕(〜02/11)。開催期間中、約56.5万人の人出
     この年から約1万2千個のランタンや大型オブジェのランタンに加えメインオブジェが飾られるようになる
     メインオブジェは老虎(ろうこ)
  02/07長野冬季五輪が開幕。〜02/22
  02/16南高来郡深江町のキャラクターとして「ろくべえどん」が誕生
     むかしの深江村の名主で、郷土料理・ろくべえの考案者「知恵者六兵衛どん」がもととなる
  03/16長崎県営バスが矢上団地〜長崎間に通勤シャトル便の運行を開始
  03/31長崎水族館が閉館[1959(昭和34)04/01にオープン]
     2001(平成13)04/22「長崎ペンギン水族館」としてリニューアル開館
  03/31田中町589-2に田中町1号緑地公園(513.71平方米)が、田中町610-8に田中町3号緑地公園(1013.61平方米)が
     宿町317-4他に田中町2号緑地公園(6601.29平方米)が、女の都2丁目459-10他に女の都2丁目公園(728.18平方米)が開設
  04/01上戸石町1964-22他に上戸石第1公園(3060平方米)が、上戸石町2130-105に上戸石第2公園(959.4平方米)が開設
  04/05世界最大橋の明石海峡大橋(全長3.911米、中央径間1991米)が完成
  04/17西九州自動車道「佐世保道路」、大塔IC〜佐世保みなとICの4.9粁が完成
     車両210台がパレード
  04/元船町にドラゴンプロムナードが完成。設計は米国のマイケル・ロトンディ。総工費32億円
     全長約200米のボリュームとオレンジ色の玉は、くんちの龍踊りがモチーフ
     南側からは緑、北側からは青と白で船をイメージ
     延床面積約5千平方米、長さ200米、幅25米、高さ13.2米、木製デッキ約2300平方米、屋上庭園約1600平方米
  04/セルフスタンドが解禁となる
  04/熊本フェリー(株)が熊本港−島原港間に高速カーフェリー「オーシャンアロー」の運行を開始(ダブルトラック化)
  05/16長崎県営バスが多良見町の喜々津団地への乗り入れ
  05/19住吉交差点のロの字型横断歩道橋が撤去される
  05/19国道206号の北消防署近くの交差点に架かる住吉町歩道橋が撤去される
     路面電車の昭和町通電停への連絡歩道橋が横断歩道になる
  07/18(株)ファームが長崎市いこいの里あぐりの丘をオープン
  07/20長崎県営バスが雲仙旅館ホテル組合とタイアップ
     夏休み期間中の送迎バス「サマーエクスプレス雲仙号」を運行
     〜08/30
  08/19西彼杵郡琴海町村松郷に海陽の丘公園(821平方米)が開設
  08/島原鉄道が島原−大牟田(三池港)旅客船定期航路に新高速船「島鉄1号」を就航
  09/メルカ築町が開業
  10/01地下2階、地上6階の文化情報交流施設「長崎ブリックホール」が完成
  10/「長崎くんち」(6)…今博多町(本踊)、魚の町(川船)、
     玉園町(獅子踊)、江戸町(オランダ船)、籠町(龍踊)
  11/西海パールラインが開通
  民間業者が運行管理していた「長崎スカイウェイ」を長崎市が無償で引き取る。赤字経営が続いたため
     6人乗りゴンドラ23台を備える。稲佐山の中腹と山頂を3分で結ぶ
     財団法人「長崎ロープウェイ・水族館」に業務委託して運行
     2006(平成18)10/調査で、ケーブルなどに塩害とみられる腐食が進行していることが判明
     2006(平成18)12末/事故の恐れがあり、運行を休止
     1時間に約1100人を運べるが、団体から少人数に観光形態が変化した影響で、利用者は減少
     ピークの1991年度の約30万人に比べ、2005年度は約14万人に半減
     同年度のロープウエーと合わせた赤字は約6100万円に上り、改修すると約2億5千万円かかる
     代替手段として無料の送迎ワゴンを運行。ただ、年間約2100万円の運営費用がかかる
  長崎駅前の西九州第一ホテルの経営をホテルや岩盤浴場を運営する法楽が経営を引き継ぐ
     2008(平成20)04/17アパグループが西九州第一ホテルを買収、アパホテル長崎駅前として営業を開始
  九州商船により「フェリーあがた」が比田勝−博多航路に変更
     それまの航路は対馬・比田勝−小倉航路

1999(平成11)【今上】 己卯(つちのとう)

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